
ネット時代の困難「インターネット元年」とされるウインドウズ95の発売から今年で丸30年、他人の評価やイイネを気にするのではなく、読書でも、趣味でもいい。自分がそれを行うこと自体が喜びであるような生活。そのためにSNSは大いに活用する。様々の情報を手軽に入手できるのは、便利であるが、入所した情報の真偽を確認する努力を怠ってはならない。ネットのアルゴリズム(計算手法)が利用者の検索履歴などを分析。SNS上などには利用者が好む情報が優先的に表示され、異論や対立情報は目に触れなくなることで、自分が正しいと思い込んでしまい、理論や立場の異なる者の意見を公平に判断することができなくなってしまう憂慮が大きい。賛同者に囲まれた空間で、利用者はさらなる賞賛を求めて発信を続け、肥大化した承認要求を充たそうとする。それが、収入につながるので、故意に目を引くような極端の偽情報を発信する者たちの存在も問題である..