日本語学習資料(일본어 학습 자료) 68

となりのトトロ

となりの トトロ 原作 宮崎駿(みやざきはやお) ◎ 主(おも)な登場(とうじょう)人物(じんぶつ) お父さん :草壁(くさかべ)タツオ、学者(がくしゃ)、大学の先生 お母さん :草壁(くさかべ)ヤスコ、1年前から入院中(にゅういんちゅう) お姉ちゃん :草壁(くさかべ)サツキ、小学校(しょうがっこう)4年生(よねんせい) 妹(いもうと):草壁(くさかべ)メイ、4歲(よんさい) 大垣(おおがき)カン太(た):サツキの同級生(どうきゅうせい) おばあちゃん:カン太のおばあちゃん ◎ トトロの仲間達(なかまたち) トトロ:人間(にんげん)より昔(むかし)から日本(にほん)に住(す)んでいる生(い)き物(もの)。 ドングリ等(など)木(こ)の實(み)を食(た)べて森(もり)でのんびり暮(くら)している。 でも、ふつうは人間(にんげん)には見(み)えない。晝間(ひるま)は、たいてい寢(ね)てい..

うさぎ と かめ

のどかな、ある日(ひ)のことでした。 日(ひ)なたで、甲羅(こうら)干(ぼ)しをしながら、うとうとしている、カメのそばを、 友(とも)だちのウサギが通(とう)りかかりました。 「こんなに、いい天氣(てんき)だっていうのに、君(きみ)は、頭(あたま)も手足(てあし)もすっかり引(ひ)っ込(こ)めて、お昼寝(ひるね)かい」 「おはよう」と、カメは目(め)をさまして、甲羅(こうら)の中(なか)から言(い)いました。 「ぼく、甲羅(こうら)を干(ほ)して丈夫(じょうぶ)にしているところなんだ」 「甲羅(こうら)ならもう、すっかり丈夫(じょうぶ)だよ。さあ、起(お)きた、起(お)きた」 ウサギは、しっぽを引張(ひっぱ)ってカメが甲羅(こうら)から出(で)るのを手伝(てつだ)いました。 「さてと、カメ君(くん)。君(きみ)は、もっと野山(のやま)を駆(か)け巡(めぐ)って、足(あし)を鍛(きた)え..

赤ずきん

赤(あか)ずきんと呼(よ)ばれている、かわいい女(おんな)の子(こ)が、いました。 ある日(ひ)、お母(かあ)さんが、燒(や)きたてのお菓子(かし)と、ブドウ酒(しゅ)を入(い)れたかごを渡(わた)して、 言(い)いました。 「お祖母(ばあ)さんが、ご病気(びょうき)なの。これを持(も)ってお見舞(みま)いに行(い)ってちょうだいね。 道草(みちくさ)をしないで、真(ま)っ直(す)ぐに行(い)くんですよ」 赤(あか)ずきんは、かごを下(さ)げて出(で)かけました。きれいな森(もり)の小道(こみち)を步(ある)いていると、向(む)こうからオオカミがやって来(き)ました。赤(あか)ずきんは、オオカミを知(し)らなかったので、ちっとも怖(こわ)いとは思(おも)いませんでした。 おまけに、オオカミは、親切(しんせつ)そうに話(はな)し掛(か)けてきました。 「おや、赤(あか)ずきんちゃん、すて..

猫と十二支

神様が動物達に言いました。 ごてん じゅん 「御殿に来た順に大切な用を言い付けるから、必ず集まりなさい。」 ねずみ たず ところが、猫は集会の日を忘れてしまったので、鼠に尋ねました。 ずるい鼠は、一日遅れた日を教えました。 牛は歩くのがのろいので、前の晩から出掛けました。 それを知った鼠は、こっそり牛の背中に乗りました。 集会の日、一番に御殿に入ったのは、鼠でした。 うし とら うさぎ たつ へび うま ひつじ さる にわとり いぬ いのしし それから、牛、虎、兎、竜、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪が、続きました。 十二匹の動物達は、神様から早く来た順にそれぞれ一年を守る重大な 役目をもらいました。 よくじつ ねこ さて、翌日、猫が御殿に行ってみると、誰もいません。 「しめしめ、おれが一番だ。」 すると、門番が大声で笑って言いました。「集会は、昨日だったぞ。」 「鼠がだましたな!」猫はかん..

会話における縮約形・親密形

1)私は学生ではありません。⇒ 私は学生じゃありません。 2)① の ⇒ ん 少し寒いのです。 ⇒ 少し寒いんです。 勉強が楽しいのです。 ⇒ 勉強が楽しいんです。 ② ない ⇒ ん (中年がよく使う) 知らない ⇒ 知らん つまらない ⇒ つまらん すまない ⇒ すまん わからない ⇒ わからん ③ ら行 ⇒ ん (若者がよく使う) 何してるの ⇒ 何してんの つまらない ⇒ つまんない どうするの ⇒ どうすんの わからない ⇒ わかんない 3)宝くじというのは何のことですか。 宝くじっていうのは何のことですか。 宝くじって何ですか。 宝くじって何。 4)書いています。 ⇒ 書いてます。 読んでいます。 ⇒ 読んでます。 5)書いておきます。 ⇒ 書いときます。 読んでおきます。 ⇒ 読んどきます。 6)書いてしまいます。⇒ 書いちゃいます。 読んでしまいます。⇒ 読んじゃいます。..

言葉・ことば

(イ) ◎ 口語(こうご)구어:話(はなし)言葉、現代語(げんだいご)(口語文法) ● 文語(ぶんご)문어:書(か)き言葉、(文語文法) 平安時代語(へいあんじだいご)を基礎(きそ)として発達(はったつ) ․固定(こてい)した言語体系(げんごたいけい) (ロ) ♡ 標準語(ひょうじゅんご)표준어 ↔ ♥ 方言(ほうげん)방어, 사투리 共通語(きょうつうご)공통어 ♤ 雅語(がご)아어 ↔ ♠ 俗語(ぞくご)속어 隱語(いんご)은어 卑語(ひご)비어,천한말,쌍스러운말 ♧ 流行語(りゅうこうご)(유행어) ↔ ♣ 死語(しご)사어,폐어 ◇ 暗号(あんごう)(암호) (ハ) 敬語 (けいご) 경어 尊敬語(そんけいご) 존경어 謙讓語(けんじょうご)겸양어 丁寧語(ていねいご) 공손한 말 フォーマル(formal) 形式的(けいしきてき)형식적 公式的(こうしきてき)공식적 親切(..

五十音図(ごじゅうおんず)

五十音図(ごじゅうおんず) ひらがな カタカナ A I U E O A I U E O ․ あ い う え お ア イ ウ エ オ K か き く け こ カ キ ク ケ コ G が ぎ ぐ げ ご ガ ギ グ ゲ ゴ S さ し す せ そ サ シ ス セ ソ Z ざ じ ず ぜ ぞ ザ ジ ズ ゼ ゾ T た ち つ て と タ チ ツ テ ト D だ ぢ づ で ど ダ ヂ ヅ デ ド N な に ぬ ね の ナ ニ ヌ ネ ノ H は ひ ふ へ ほ ハ ヒ フ ヘ ホ B ば び ぶ べ ぼ バ ビ ブ ベ ボ P ぱ ぴ ぷ ぺ ぽ パ ピ プ ぺ ポ M ま み む め も マ ミ ム メ モ Y や ゆ よ ヤ ユ ヨ R ら り る れ ろ ラ リ ル レ ロ W わ を ワ ヲ (NN) ん ン 接続 ない ます ば う ナイ マス バ ウ K+A⇒KA(か) K+..

伊呂波歌(いろはうた)

伊呂波歌 (いろはうた) * 手習歌(てならいうた)の一(ひと)つ。 音(おと)の異(こと)なる仮名(かな)47文字(もじ)の歌(うた)から成(な)る。七五調(しちごちょう)の歌。 「色(いろ)は 匂(にほ)へど 散(ち)りぬるを 我(わ)が世(よ) 誰(たれ)ぞ 常(つね)ならむ 有為(うい)の奥山(おくやま) 今日(けふ)越(こ)えて 浅(あさ)き夢(ゆめ)見(み)じ 酔(え)ひもせず」 「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす(ん)」 ◎ 現代(げんだい)の口語文法(こうごぶんぽう)では、「あいうえお」の50音図(おんず) を使(つか)って、仮名(かな)を覚(おぼ)えるけれど、文語文法(ぶんごぶんぽう)の時代(じだい)には、 「いろはにほへと․․․」と習(なら)ったのである。 ◎ 涅槃経(ねはんきょう)十三聖行..

なぜ、ひらがなとカタカナがあるの?

◎なぜ、ひらがなとカタカナがあるのか? このあたりのことを、SFチックな夢想を交えて少々考えてみたいと思います。 カタカナは、平安時代初期の天平勝宝年間(西曆749-756年)に、吉備眞吉備が50音図と共に選定したと伝えられています。 しかしこれはあくまでも伝承で、実際には当時の多くの学者が協力して選定したと思われます。 そして「片仮名」という呼び名は、漢字の一部を取って作ったため、「片方だけの仮名(仮の文字あるいは借りた文字)」からきているとされています。 カタカナは、漢文を訓読するための補助文字として作られた文字で、原則として漢字と一緖に使用され、カタカナだけで文章が書かれることはありませんでした。 そして、当時の日本では漢文を公式記録用の文字体系として用いていましたから、カタカナも公式補助文字として位置づけられ、主として公式の文章や学問的な堅い內容の文章に用いられました。 現在で..